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北海道石狩市花川北7条2丁目22番地

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

睡眠中に呼吸が停止し「無呼吸」状態になる病気です。一般的に睡眠時に10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されます。
最近はさらに無呼吸と低呼吸を合わせた無呼吸低呼吸指数(AHI)が5以上を睡眠呼吸障害と定義しています。

SASの原因

  • 肥満のため首が太く、気道を狭くし塞いでしまう
  • 顎が細く後退しているため、気道の断面積が小さい
  • 舌が大きく喉を塞いでしまう
  • 舌が大きく仰向けで寝ると舌根沈下で喉を塞いでしまう
  • 鼻中隔湾曲があり、空気の通り道が曲がっている
  • 扁桃腺が大きかったり、アデノイドがある
  • 軟口蓋と呼ばれる鼻と喉の境の部分が垂れ下がっている

無呼吸で息が止まって死んでしまうのではないか?と思われがちですが、頻回の無呼吸自体で死んでしまうことはありません。
無呼吸が続くことで低酸素血症となり、体全体に悪影響を及ぼし、生活習慣病(高血圧や心臓・血管の病気、糖尿病など)になりやすくなります。また、睡眠が無呼吸で分断され熟睡ができなくなります。そのため日中に眠気を引き起こし、事故(交通・労災事故)の原因になることが報告されています。

睡眠時無呼吸症候群は中高年で肥満のある方に多く、睡眠時のイビキ、昼間の眠気や起床時の頭重・頭痛や夜間に頻回にトイレに行くなどの症状が見られます。低酸素血症により脳も酸欠をおこしています。
これが頭痛の原因となります。

肥満のある方はまず減量が大切です。10%の体重減少で無呼吸の数がかなり減少するといわれています。
横向きで寝ること、原則としてアルコールは避けること、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)を避けることも有効です。